2019年2月23日土曜日

ASV 説明会

土曜日恒例の医局勉強会が行われ、その中で Adaptive Support Ventilation の説明会がありました。

Hamilton G5 は日常的に使っている人工呼吸器ですが、ASV に関して詳しく説明を聞いたのは初めてで、とても勉強になりました。

特にウィーニングから SBT を実施するプロセスについては、ドレーゲル社のスマート・ケアと異なり調節呼吸から実施が可能なようで、人手をかけないという点ではとても優れているように感じました。

2019年2月11日月曜日

日本を変えた千の技術博

明治150年記念・日本を変えた千の技術博を観に、上野・国立科学博物館に行ってきました。
車や電気釜、計算機、ロータリーエンジンなど、まさに日本の社会を変えたモノをたくさん見ることができました。

医学のコーナーもあり、その中には医学教育の始まりについても触れられており、東京大学と並んで佐倉順天堂が大きな役割を果たしていることが示されていました。
そこでは、特に順天堂第3代堂主・佐藤進先生の働きが強調されていました。

ほかに J 大学関連としては、外科・和賀井敏夫教授が開発した試作超音波断層診断装置1号が展示されていました。
エコーによる診断学の黎明期に貢献したわけですから、ものすごい業績です。

あと、ついこの前まで使っていたポケベルがすでに展示されていたことに、衝撃を受けました。
医科歯科在職時は一時期、個人のポケベルを持たされており、なぜか当直医は新旧2つのポケベルを持たされ、管理当直用のポケベルの合わせて最大4個のポケベルをポケットに入れて麻酔をしていたことが、ついこの間のことのように思い出されます。

2019年2月2日土曜日

老年麻酔学会

日本老年麻酔学会ががん研有明病院で行われ、9時からの専門医講習(リフレッシャーコースセミナー)を担当させていただいた。

ふだんからがん研有明病院にはたびたび行っているが、吉田記念講堂に入ったのは初めてだった。

専門医講習では専門医取得前の若いドクターばかりだと想定していたのだが、実際には超ベテラン麻酔科医ばかりで、逆に圧倒されてしまった。